1. モレスキンとは?その歴史と魅力を解説
モレスキンは、その高級感とシンプルなデザインで世界中のクリエイティブな人々に愛用されているノートブックブランドです。もともとは19世紀のフランスの小さな製本業者が作っていたノートで、当時は画家のゴッホやピカソ、作家のヘミングウェイなど、歴史に名を残すクリエイターたちが愛用していたと言われています。
その後、一度生産が途絶えましたが、1997年にイタリアの会社が「モレスキン」の名前で復刻しました。今日では、クラシックなノートだけでなく、様々なサイズやカバーの素材、さらにはプランナーやダイアリーなども展開しており、多様な用途に対応しています。モレスキンの特徴は、その品質の高さとシンプルで美しいデザインです。特に、しっかりしたゴムバンドや内ポケット、しおりリボンなど、機能性も充実しています。
このブランドが多くの人に支持される理由は、単なるノート以上の価値を提供しているからです。ノートを使うこと自体が特別な体験となり、アイデアを書き留める行為が、まるで何か創造的なプロジェクトの一環であるかのように感じられるのです。
2. モレスキンの使用例|みんなはどう使っている?
モレスキンは、多様な使い方ができることで知られており、ユーザーのライフスタイルや目的に応じて幅広く活用されています。実際に使っている人たちの使用例をいくつか紹介します。
日記やジャーナリングに活用
多くの人がモレスキンを日記として使っています。シンプルなデザインとしっかりした紙質が、日々の思考や出来事を書き留めるのに最適です。特に「考えを整理しやすい」と評判で、モレスキンを使うことで毎日の振り返りが習慣化され、メンタルケアやセルフリフレクションに役立てている人も多いです。
クリエイティブなスケッチブックとして使用
アーティストやデザイナーたちは、モレスキンをスケッチブックとして活用しています。モレスキンの紙質は、鉛筆やインクだけでなく、軽い水彩絵の具にも対応するため、アイデアのスケッチやイラストを描くのに最適です。また、モレスキンのシンプルなデザインが、創造的なインスピレーションを刺激するとも言われています。
仕事のノートやミーティングメモに
ビジネスシーンでもモレスキンは重宝されています。会議のメモを取るために使用する人も多く、特に洗練された外観がビジネスの場にふさわしいとされています。また、プロジェクトの進捗管理やタスクリストをモレスキンに書き込み、日々の業務を効率的に管理するツールとして活用している人も少なくありません。
旅行の記録やスクラップブックとして
旅行好きな人は、モレスキンを旅の記録として使うことが多いです。訪れた場所やその時の感情、食べたものの記録を写真や切符などと一緒に貼り付けて、まるでオリジナルのスクラップブックのように仕上げています。モレスキンの耐久性があるカバーと内ポケットは、長期間の保存にも適しており、旅の思い出をいつまでも大切に残せるという魅力があります。
モレスキンは、書く内容や使い方を問わず、誰にでもフィットするノートとして高く評価されています。他のユーザーの使用例からも、その汎用性の高さがうかがえます。
3. 店員さんが教えるモレスキンのおすすめポイントとは?
実際にお店でモレスキンを選ぶ際、店員さんに直接おすすめポイントを伺ってきました。製品に対する知識が豊富な店員さんが語る、モレスキンの魅力を詳しくお伝えします。
1. 最高級の紙質と独特な「音」
「まずは紙質ですね」と店員さんは話し始めました。モレスキンの紙は、書き心地が抜群で、特にペンが紙の上を走るときに感じる「サラサラ」という音が他のノートにはない特徴だそうです。「この音が書くときの集中力を高めてくれるという声も多いんです」とのこと。インクのにじみや裏写りが少なく、ペンとの相性が良いため、どんなペンを使ってもストレスなく書ける点も魅力的だと教えてくれました。
2. ノートが持つ重厚感とノックした時の「コンコン」という音
「持ったときの重厚感がたまらないんですよ」と、店員さんはモレスキンのカバーについても熱く語ってくれました。しっかりとした質感のカバーは、ノックすると「コンコン」という軽い音がするそうです。「この音、実はけっこうクセになるんです」と笑顔で教えてくれました。さらに、使い込むほどに手に馴染み、カバーに独自の風合いが出てくる、またノート自体が開いてくるため味が出てきて使い込む楽しさも味わえるのだとか。
3. ペンの滑りが良く、どんなペンとも相性抜群
ボールペンや万年筆、鉛筆など、どんなペンでもスムーズに滑る書き心地も魅力の一つです。店員さんも「お客さんがよく驚かれるんですよ、ペンの滑りがこんなに良いとは思わなかったって」と話していました。軽いタッチで長時間書いても手が疲れにくいのが、リピーターが多い理由の一つとのことです。
4. アイデア出しに最適なツール
「結局はアイデアを練るツールですからね」と店員さんは続けます。シンプルなデザインだからこそ、ページを開いた瞬間に余計な情報が入ってこないため、思考がスムーズに整理されやすいんだとか。「モレスキンを使うと、新しいアイデアが自然に湧いてくると言う方が多いですよ」とのことで、クリエイティブな作業に向いているのも頷けます。ページの種類も豊富で、自分に合ったスタイルを選べる点も、創造力を刺激するポイントだそうです。
店員さんとの会話を通じて、モレスキンがただのノート以上の存在であることを実感しました。書くこと自体が特別な体験になり、それを毎日続けることで、さらなるアイデアやインスピレーションが生まれるのだと感じさせてくれました。
4. 実際に使ってみた感想|モレスキン1週間レビュー
まず思ったのは、ノートにしては価格が非常に高価なため何も書かないで放置しているのはもったいないということです。自分はこのノートに考えていることを書くぞと意気込んで高いお金を払ったので、自然とペンが進みます。お賽銭に高い金額を入れた人が本当に夢に向かって頑張るあれに似ていますね。
自然と何か書いちゃうので、改めて文字を書くことの良さを確認できました。タイピングでは感じられない一文字ずつ単語に向き合う時間が、さらに自分の思考を深いものにしてくれます。比較的タイピングより文字の形などに意識を向ける作業が多いため、その余白で自分の思考に目を向ける時間が増え、ゆっくり人生を考えられるようになったと感じます。
またノート、さらにその先の書くという行為に対しての愛着が増えたとも感じます。モレスキンというブランドが持つ魅力が所有感を満たしてくれます。みんながこぞってiPhoneを買う理由と一緒ですね。
5.さいごに
いかがだったでしょうか。皆さんも一度スマホを閉じていまの気持ちをそこら辺のノートにしたためてみてもいいかもしれません。
書く行為をもっと好きになりたい方はぜひモレスキンを。