バンコクを旅行で訪れた際にリーズナブルなショッピングをしたければサイアムにあるMBKセンターがおすすめです。
ここは地元の人にも大変人気のショッピングモールでタイのお土産などが安く手に入ります。
私の知り合いのバックパッカーもMBKセンターに行けばなんでも安く手に入ると言っていました。
しかし3階はその広大なフロアにブランド物のスーパーコピーが大量に並んでいるのです。
偽のブランドと知りながら日本国内に持ち込むことは犯罪とされていますが、どのくらいの値段で取引されているのかは気になります。
そこで今回は私がMBKセンターを訪れた際のことをまとめていきます!
MBKセンターとは?
「マーブンクロンセンター」(通称「MBK」)は、雑貨や携帯、ファッション、貴金属など、ほぼすべてのものが揃う大型ショッピングモールで東急百貨店が併設しています。
タイ国政府観光庁|マーブンクロンセンター (MBK) https://www.thailandtravel.or.jp/mbk-center-bangkok/
バンコクのサイアムにはサイアムセンターやサイアムパラゴンなどラグジュアリーなショッピングモールがひしめき合っていますが、MBKセンターはその中でも独特な雰囲気を醸し出します。
明らかに他の建物に比べてバックパッカーやザ地元民が多くみられるのです。
その理由はMBKセンターに入っているテナントの商品の安さにあると思います。
入りやすくて値切りやすい。
ローカルの露店をめぐっている気分になります。
MBKセンターへのアクセス
BTSナショナルスタジアムの4番出口にありますが乗り換えが必要なためサイアム駅で降りてサイアムセンターを通って行くのが楽しくていいのではと思います。
バスで行く際もサイアムから歩いて行けます。
MBKセンターで見たスーパーコピー
MBKセンターの3階は有名ブランドのコピー品で溢れかえっています。
Tシャツはコピー製品を作りやすいのでしょうか。派手な売り場にブランドの異種コラボが広がっています。
値段は最初はどこも1枚300バーツ(1,200円)と言っていました。
少し話すと200バーツ(800円)に値下げしてくれます。
どうやらこの値段が標準の価格なのでしょうね。
ここからどのくらい値切れるかは皆さんのコミュ力次第です。
ブランド物の帽子もありました。
最初は290バーツ(1160円)と言ってきますが、少し話せば200バーツ(800円)にしてくれます。
スニーカーもスーパーコピーが出回っているんですね。
その時の私は素足サンダルだったので靴屋さんに近づく人権は無いと思い、値段は聞いていません…
スーパーコピーの中でも人気なのはやはり高級時計です。
近づいてみると「ロレックス?サブマリーナ?デイトナ?」とぐいぐい話しかけられました。
面白そうだったので実物を見せてもらいます。
ワントレーの上に高級時計がひしめき合います。こんな光景見たことありません。
高級時計のスーパーコピーはS級とAAA級に分かれています。
どうやらS級はスイスのメーカーが部品を作っているため本物と差がないらしいです。
そんなことある、、、?
AAA級は日本のメーカーが作っているため品質が良いのだとか。
スーパーコピー界にもメイドインジャパンの波!
値段はS級は6,400バーツ(25,600円)AAAは3,500バーツ(14,000円)だとだいたいどこのお店でも言われます。
ここからどれだけ値切れるのかはやはりあなたのコミュ力次第ですね。
上の写真にちょっと見切れましたが、スーパーコピーのお店では高級時計店で実際に使用しているカタログや日本の時計雑誌を広げながらどれでも全部あるよと言ってきます。
これが本当ならすごいことです。
先ほどとは別の店舗なのですが、HUBLOTに関してもたくさんのカラーバリエーションがありました。
どれもAAA級のものなのですが、自動巻きのものは4,500バーツ(18,000円)電池のものは3,500バーツ(14,000円)だそうです。
世界中から多くの人が遊びに来ていて、私が行った際もフランスからと韓国からの観光客が時計の値段交渉をしていました。
ちなみに値段を聞くだけ聞いて買わなくても「ありがとう!」って日本語で言いながら手を振ったらなんか許されます。
MBKセンターを訪れてみて
高級ブランドを安価にすぐ買えてしまう状況を前にしてまず思ったのは、今まで私はありがたがっていたブランド品って何なんだろうという疑問です。高級時計やブランド物を全身に纏うことが大消費時代での唯一のゴールだと考えている人はやはり多いのではないでしょうか。私もそうでした。いい車に乗り、良い時計を着けることで人生の華やかさをアピールしてやろうかと。しかしMBKセンターでは数百万円もする時計でさえも素人目にはわからないクオリティで数万円で買えてしまう。ここでロレックスを着用していてもどうせ偽物だという目でみられます。例えるなら大富豪の革命のようなことが起きていると感じました。今まで目指していた全身ハイブランド男を達成できた先に果たして幸せは待っているのだろうかと思いました。
これからは馬鹿の一つ覚えのように他人へのアピールのためにブランド品に群がるのはやめようと思います。おそらく私は明日から他人にブランド品をひけらかされても非常にリアクションが薄くなるでしょう。「あっ、こいつMBKセンターに行ったやつなんだな」と思って許していただきたいです。
しかしブランド品にもその背景の歴史や確かな品質にはリスペクトを持って生きていたいです。そのためこれから高い買い物をする際はその物品自体の価値というよりも、そこに付随する自分の思いや体験として価値に目を向けて買い物をしようと感じました。ただかっこよくて人に見せびらかせそうだから欲しいと思うのではなく、人を喜ばせられそう、記事のネタにできそうといった価値基準で消費社会を生きていきたいです。
急に何の話!?って思ったそこのあなた。正解のリアクションです。
ポケモンカード(本物)を買ってみた
MBKセンターの2階にはドン・キホーテもありました。
どうやらタイでは「ドンキ」が正式名称らしいです。
日本では入手困難なポケモンカードのパックが大量に余っていました!(タイ語バージョン)
言わずもがなこちらはスーパーコピーなんかではありません。
これは何パックか買っていいカードを出し、旅の資金の足しにするしかないです。
今回私が買ったのはAmazonでも抽選販売になっているこちらのパックです。
ということで3パック買ってきました。
値段は1パック160バーツ(500円ほど)です。日本の販売価格とほぼ変わらないですかね。
どうなの、、、?
SARのスイクン(なおタイ語)が当たったのでメルカリにでも出してみようかな。
さいごに
いかがだったでしょうか。
タイを訪れる金欠旅行者のみなさんにはMBKセンターは天国のような場所です。
ぜひ一度訪れてみては?