カフェでゆっくり時間を忘れて本を読んでいたりすると、
「こんな素敵な空間、いつまでもいたいな」
「なんならこのまま住んじゃいたいな」
と思ったことは無いでしょうか?
こんにちは!長崎で大学院生をしています、りょうです!
今回はそんなことを思ったことがある人へおすすめのホステルを紹介していきます。
先日私は新宿にある「BOOK AND BED TOKYO」さんに泊まってきました!
ここは言わば「泊まれる本屋」。夜中遅くまで好きな本を読み、眠くなったら寝る。そんな家だと当たり前のことを同じく読書好きな人たちと味わえる独特な空気感でした。
最近はさまざまなコンセプトを持ったホテルが登場しています。自分の好きなものに囲まれて寝る時間はとても贅沢なものです。
そんな中でもここBOOK AND BED TOKYOは、読書好きの一人旅の際にはぜひおすすめしたい空間です!
BOOK AND BED TOKYOについて
BOOK AND BED TOKYOは「泊まれる本屋」がコンセプトのホステルです。
新宿と心斎橋にホテルがあり、カフェとしての利用の方でもにぎわっています。
今回私は新宿に行ってきたので、そちらの紹介をします!
雰囲気
まずエレベーターを降りたらチェックインカウンターが待っています。ここでは宿泊に関することや、カフェメニューの注文もできたりします。
いたるところに本棚があるこの空間では時間も忘れて物語の世界に没頭できるでしょう。
チェックイン・チェックアウト
チェックイン:16:00~
チェックアウト:~11:00
なおチェックイン前、チェックアウト後16:00まで荷物を預かってくれるサービスがあります。
アクセス
東京都新宿区歌舞伎町1−27−5歌舞伎町APMビル8階
JR新宿駅から徒歩8分、西武新宿駅から徒歩1分の場所にあり、1つのホテルとしてのアクセスの良さはこの上なしです。
いくつものリアル脱出ゲームが常時開催されている東京ミステリーサーカスと同じビルの8階。同じ建物で多くの人が脱出しようと血眼になっている上階でゆっくりラテを飲みながら物語に浸りましょう。
アメニティ
- Free Wi-Fi
- タオル
- ソープ類
- 耳栓
- ドライヤー(使用禁止の時間帯あり)
は無料で利用できます。また有料アメニティは
- 歯ブラシ ¥110
- クレンジング&洗顔 ¥200
- 化粧水&乳液 ¥200
- 髭剃り ¥152
- レンタルパジャマ ¥550
の用意があり、手ぶらで行っても十分楽しめるのも魅力です!
ベッド・設備
今回私は少し広めのコンフォートシングルを選択しました。
カーテンは2重になり、外の明るさは気になりません。
読書灯の明るさの調節も手元でできるため、「寝たいときに寝る」ができる空間になっています。
シャワーや手洗い場はこのようになっていました。
どこかアメリカの高校にあるおしゃれな寮みたいな空気感です。
贅沢な夜
ベッドと本棚が交互にある空間、他の人の行き来がある中でもこんなにリラックスできるとは思っていませんでした。
場所が新宿の真ん中ということもあり、窓の外からは道行く人々を眺められます。
いたるところに椅子があるので一晩かけてお気に入りの場所を探してみるのもいいでしょう。
内装はまるでブックカフェです。
普段は夜に帰らなくてはいけないカフェに、一晩中居座ることができるという非日常の体験がもたらす背徳感は読書家だけでなくすべての人の心をワクワクさせてくれます。
本棚を見渡すと、漫画をはじめあらゆるジャンルの本がありましたが、旅行に関する物語が多い印象を受けました。
私のバイブルである「深夜特急」もお目にかかることができました。
確かに、バックパッカーの皆さんにはこの空間の居心地はとてもよさそうです。
私はこの日のためにかねてより読みたかった「十角館の殺人」と「社会人大学人見知り学部 卒業見込」を持参しました。
夜は遅かったですが、アイスラテを注文して孤島で起きた殺人事件の世界に入り込みます。
それにしても、この「十角館の殺人」は面白かったです。
450ページを超えていたはずなのにすらすらと読めちゃいました。
「眠れなくなるほど面白い」シリーズを前に爆睡をきめこんだ私でさえ、この本を読み終わるまで一切の眠気を感じず、気が付いたら朝の時間帯になっていました。
綾辻行人さんの文章のせいか、この空間のせいか、昨晩口にしたラテのせいか。
いずれにしてもとても贅沢な夜を過ごさせていただきました!
付属カフェでの朝食が最高
朝食は隣のカフェスペースでいただくことができます。
朝食は「ブラックオレオココア」と期間限定の「こぼれるフルーツサンド/キウイ」をおすすめしていただいたのでいただきました。
朝からこんなにおいしいカフェメニューに出会えるなんてとても満足です!
さいごに
今回はBOOK AND BED TOKYOについて紹介をしていきました。
一晩中ゆっくり本を読みながらカフェにいられるという非日常を体験できるため、旅や本が好きな人は一度立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
私はとりあえず綾辻行人さんの次の作品を読もうと思います。