レース展開予想(ターコイズステークス 2025)
今回のターコイズステークスは、例年の傾向どおり「中距離マイル寄りのスタミナと瞬発力が問われる一戦」になると想定しています。
メンバーを見ると先行勢と差し勢が混在しており、極端なハイペースにはならず、序盤は比較的落ち着いた流れで中盤にかけてペースが上がる「スロー〜ミドルの流れ」になりやすい構図です。
最後の直線での瞬発力と位置取りの良さが着順に直結しやすく、外から差し切るタイプ、内でじっくり脚をためるタイプの両方にチャンスがあります。
スタート直後は先行争いが穏やかに収束し、向正面での折り合いが鍵。
コーナーでの仕掛けどころを誤ると直線で伸び負けする場面が多く、好位〜中団前めでレースを進められる馬が有利です。
直線入り口での加速力と、残り200〜100mでの粘りが勝敗を分けるポイント。
馬場状態(稍重や重になれば前が止まりにくくなるが、良なら差し優勢)にもよりますが、当日は脚をためられる差し馬を中心にシビアに見ます。
以下、印として本命に据えたボンドガール(7)を中心に、相手候補の動き方・着順を左右しそうなポイントを整理します。
- ボンドガール(7)
中団〜やや前めで脚をため、直線の坂でしっかり伸びてくるタイプと想定。
末脚のキレが最大の武器で、流れが落ち着けば上位争いに残りやすい。
スタートと折り合いがつけば単勝圏内は堅い。リラボニート(1)
ゲート五分なら先行〜好位から安定した走りをするタイプ。
内枠を生かしてコーナーでロス少なく回れれば、粘り込みが期待できる。
前残りの展開になれば怖い存在。ホウオウラスカーズ(15)
大外枠だが外からの差し脚が強力。
直線での捲り・外伸びを活かせれば上位浮上。
好位に取り付けられるか、追走で脚を使いすぎないかが肝。ドロップオブライト(8)
中団後方からの差し脚に期待。
直線での切れ味はあるが、位置取りとコース取り(内か外か)で着順が大きく変わる。
展開に左右されやすいが、上位突っ込みのポテンシャルあり。ウンブライル(6)
- 先行〜好位タイプで安定感がある。
末脚が堅実で、混戦の際に上位に食い込みやすい。
枠順次第では内で脚を溜められれば怖い一頭。
展開としては、序盤は落ち着くが中盤から終盤にかけて厳しくなる流れ。
結果的に「内でスムーズに運んだ先行馬」と「外から良い脚で差してくる差し馬」が上位を分け合う形を想定しています。
ボンドガールは中団で脚をため、直線で確実に伸びるシナリオが理想です。
本命
単勝・複勝: 7 ボンドガール
選定理由:
– 先述のとおり、展開面で中団〜やや前めから脚を溜められる点が大きな強み。
直線での末脚の切れ味があり、混戦をまとめて差し切る力を期待しています。
– 安定して上位に来るタイプで、馬券の軸に据えるのに適した信頼度があると判断しました(短期的な調子の良し悪しや当日の馬場次第ですが、基本線として堅実)。
相手候補(3連複・ワイド)
- 1 リラボニート
- 15 ホウオウラスカーズ
- 8 ドロップオブライト
- 6 ウンブライル
相手選定のポイント:
– 「内を上手く回れる先行馬(リラボニート、ウンブライル)」と「外からの差し切り脚(ホウオウラスカーズ、ドロップオブライト)」をバランスよく選定しました。
– 流れ次第で先行勢の粘り込みも充分あるため、ボンドガールを軸に先行〜差しの組み合わせで押さえるのが理想的です。
買い目(推奨)
以下は私の推奨買い目になります。
金額配分は参考例で、実際の投資は自己判断でお願いします。
- 単勝:7(ボンドガール)
複勝:7(ボンドガール)
3連複(軸1頭流し)
- 軸:7 → 相手:1, 15, 8, 6
組合せ(6点):7-1-15 / 7-1-8 / 7-1-6 / 7-15-8 / 7-15-6 / 7-8-6
ワイド(ながし)
- 7-1
- 7-15
- 7-8
- 7-6
(オプション)少額でヒモ荒れ狙いのワイドBOXや馬連流しを加えても面白いですが、今回は堅実路線で上記を基本とします。
配分例(参考)
– 単勝7:投資額の20%
– 複勝7:投資額の10%
– 3連複(6点均等):投資額の60%を6点で均等配分(各10%)
– ワイド(4点均等でおまけ):投資額の10%を4点で分割(各2.5%)
(合計100%)
※配分はリスク許容度に応じて調整してください。
配当妙味を重視する場合は3連複の比率を上げ、堅実を狙うなら単勝・複勝比率を高めに。
総評
今回のターコイズステークスは、脚質バランスが良く、展開次第で先行馬にも差し馬にもチャンスがある混戦模様と予想します。
その中で本命に選んだボンドガール(7)は、安定した末脚と位置取りの柔軟性を持ち、直線で確実に伸びてくるイメージが強いので単勝・複勝の軸に最適です。
相手には内でロスなく立ち回れるリラボニート(1)、外からの鋭い差しを持つホウオウラスカーズ(15)とドロップオブライト(8)、安定感抜群のウンブライル(6)を挙げました。
3連複は7を軸に流す形で手広く押さえ、ワイドはボンドガールとの組み合わせを中心に取るのが現実的な構えです。
当日の馬場状態や枠順、発走直前のパドック・返し馬での気配は最終判断に大きく影響します。
もし馬場が重くなるようなら先行勢の評価を上げ、逆に良馬場で直線の瞬発力勝負になりそうなら差し馬重視で買い目の比率を調整してください。
健闘を祈ります。






