レース展開予想
まず展開イメージを固めると、本レースは中距離〜マイル寄りのテンが速くなりにくい一戦と想定します。
前に行くタイプ(逃げ・先行)が数頭いるものの、押し切るほどの一気のペースアップは期待しにくく、平均ややスローテンから中盤でのポジション争い、最後の直線での瞬発力勝負に持ち込まれる公算が大きいです。
直線が長いコースならば末脚勝負に分があり、差し・追い込み馬の台頭が見込まれますが、コース取りや内外の馬場差が着順に影響を与える可能性があります。
スタート直後は1 シヴァースがやや積極的に前に行って隊列を作り、10 シャドウフューリーも先行争いに絡む形。
9 ジュンブロッサムは中団やや前目、5 マピュースは中団の外めで脚をため、6 ブエナオンダは中団やや後方から脚を溜める形が想定されます。
前に行く馬が作るラップは極端に速くならず、3〜4コーナーでのポジション入れ替えが直線入り口での直結に。
最後は各馬の切れ味とコース取り、騎手の仕掛けタイミングが勝敗を決めるでしょう。
馬場が重い場合は前残りのリスクが高まりますが、良〜稍重であれば差し有利のまま。
展開のカギはシヴァースの逃げ体勢維持と、シャドウフューリーの先行粘り、そしてブエナオンダの直線での進路確保です。
本命
単勝・複勝:6 ブエナオンダ
理由:
– 末脚の鋭さが最大の武器で、直線の長いコースでの差し切り性能は高いと判断。
今回の想定ペース(平均〜スロー)ならば最後の直線で外に持ち出してからの脚が冴える。
– 中団〜後方から確実に脚を使える器用さがあり、枠順次第でロスなく立ち回れる点も強み。
前残りリスクはあるものの、追い比べに持ち込めれば最も信頼できる存在。
– 騎手の手腕・仕掛けのタイミングがカギになるが、ここを崩さなければ安定した着順が期待できるため単複を厚めに確保する価値あり。
相手候補
(3連複・ワイドの相手として想定)
– 10 シャドウフューリー
先行力があり、ラップが落ち着けば前で粘り込む力を持つ。
コース取り次第で上位食い込み。
馬場がやや重ければさらに粘り強さを発揮。
5 マピュース
安定感のある中団待機タイプ。
折り合い良く運べ、終いの伸びも確保できる。
外めの進路を取れれば直線で差して来るシーンが想定される。1 シヴァース
逃げ馬想定。
ペースを握れば前残りのタクトを振るう可能性あり。
最後の持久力が鍵だが、思い切って逃げる形になれば警戒必須。9 ジュンブロッサム
早めに動いて中段から先団に取り付く実力馬。
瞬発力と持続力のバランスが良く、展開次第で上位に突っ込んでくる。
上記4頭は展開面でブエナオンダと絡む確率が高く、3連複の相手に最適。
買い目
※資金配分は一例。
投資額は自己判断で調整してください。
1) 単勝
– 6:メイン(厚め)
2) 複勝
– 6:メイン(安定確保)
3) 3連複(1頭軸流し)
– 軸:6
– 相手:10, 5, 1, 9(この4頭から2頭選ぶ組合せ、計6点)
→ 6-10-5 / 6-10-1 / 6-10-9 / 6-5-1 / 6-5-9 / 6-1-9
(配当狙いで全部に均等投資、あるいは人気薄を厚めにする戦術も可)
4) ワイド
– 6-10
– 6-5
– 6-1
– 6-9
(特に6-10、6-5は抑え。
堅めに行きたいならワイド比重を上げる)
資金例(参考)
– 単勝6:1000円
– 複勝6:2000円
– 3連複各200円 × 6点 = 1200円
– ワイド各500円 × 4点 = 2000円
合計:6200円(任意)
総評
本命に据えた6 ブエナオンダは、展開の利がハマれば最も信頼できる差し馬です。
平均〜スローペースで直線の瞬発力が物を言う想定においては、最後の脚の切れ味が決め手になります。
一方で、1 シヴァースの逃げ粘りや10 シャドウフューリーの先行粘り、あるいはマピュースの安定した追い込みが上位入線の可能性を残すため、3連複は「6を軸に相手4頭流し」が現実的な買い方です。
ワイドはボラティリティを抑えた保険として押さえておきたい組み合わせ。
最後にひと言。
競馬は展開や当日の馬場・発走の状況で結果が大きく変わります。
上記は展開予想に基づく推奨であり、最終的なオッズや馬体・当日情報を確認のうえ、無理のない範囲でお楽しみください。





