皆さんは「コピ・ルアク」というコーヒーを知っていますか?
映画「最高の人生の見つけ方」でも登場したこのコーヒーはジャコウネコのフンから採取されます。
えー、う〇こじゃん!きったねー!と思ったそこのあなた。
私は飲みました。
高級なコーヒーなだけあって、その風味は他とは一線を画すものでした。
しかし、ネコの腸内で発酵され、複雑な風味と希少性を併せ持つそのコーヒーなぜそこまで高級なのでしょうか?
今回はかねてより飲んでみたかったその最高級コーヒー「コピ・ルアク」を飲んでみて、味の感想などを紹介します!
コピ・ルアクとは?
コピ・ルアク(インドネシア語:Kopi Luwak)とは、ジャコウネコの糞から採られる未消化のコーヒー豆のことである。
独特の香りを持ったコピ・ルアクは、産出量が少ないその希少性により、高額で取り引きをされている。
Wikipedia contributors. “コピ・ルアク.” Wikipedia. Wikipedia, 13 Dec. 2022. Web. 1 Jan. 2023.
ジャコウネコに食べられたコーヒーの実の中にある種はネコの腸内で発酵され、そのままフンとして排出されます。
ネコの腸内環境から生み出されたコーヒー豆は複雑な風味を生み出すのです。
ネコのフンから採取されるその豆は流通量が少なく希少なため高値で取引されているということです。
コピ・ルアクの値段は?
コピ・ルアクの値段は100gで約1万円。
スターバックスで買えるコーヒー豆が100gで約600円なので、約20倍ということになります!
芸能人格付けチェックに出てくるレベルの金額差!
これはさすがに飲んでみたい!
実際に飲んでみる
今回飲んだのはこちらのコーヒー。
ギフトでいただいたものですので、大切に飲んでいきたいと思います!
しかし、今年の格付けチェックでも絶望的に違いが判らなかった私。楽しめるのか!?
開けてみる
外観は高級感があり瓶に詰められています。おしゃれ。
※炭酸ガス(コーヒーアロマ)が充満している為ごく稀にコルクを抜いた瞬間に新鮮な豆が飛び出す事がございます。
開けるときも注意が必要です。輸送中もコーヒーアロマが出続けているの素敵。
気を付けてゆっくりと開けていきます、、、
ポンッ!バラバラ…
ぎゃーーーーーーー!!!!
もったいない!!!Mottainai!!!!
どれだけ気を付けて開封してもコルクはすごい勢いで跳ね上がります。
バリスタのシャンパンオープンともいうべきでしょうか。
そんなこと言っている場合ではないです。散らばってしまった高級お豆をあわあわしながら拾い集めます。
頑張って一粒一粒拾い集めました。ふう。
淹れてみる
今回はこちらのコーヒーメーカーを使います。
ちなみにこのコーヒーメーカーはこちらの記事でも紹介していますのでぜひ。
コーヒーを挽いてすぐにその香りに驚きます。
ベーコンを焼いた時のような香ばしい香りが部屋中に広がります。
最高級コーヒー!早速すごい!!
飲んでみる
まず、深みのある味わいの中にすごく甘みを感じます。無糖のコーヒーでここまで甘みを感じることは珍しいです!
他のサイトにはチョコレートに似ている風味があるという情報が載っていましたが、あながち間違いじゃないと言えます。
しかし私が感じた甘さは例えるとまるで和三盆のような上質な糖の甘さがあり、チョコレート感も相まって落ち着いたガトーショコラのような印象を受けます。
インドネシア産のコーヒーの特徴と言えばハーブを感じさせる力強さが特徴というイメージがありました。
今回飲んだコピ・ルアクはこれまで飲んだインドネシアのコーヒーと比べても舌の上に乗るずっしり感が重かった印象を受けます。
しかし、ハーブ感とは違った上品な甘みが入口の複雑なローストのスモーキーさの迷路に迷い込むでしょう。
こんなに感想を書いている私ですが、さっき観た格付けチェックで70億円もするバイオリン一式をぼろくそに言っていました。
ぜひ、違いが分かるそこのあなた。ご自分で確かめてみては?
さいごに
いかがだったでしょうか。
コピ・ルアク。いい経験になりますので一生に一度は飲んでみてほしいです。
また、1万円程度なのでプレゼントにもとても良いと思います!
それでは、私は来年の格付けチェックに向けてバイオリンを聴いてきます。