レース展開予想(ペルセウスステークス 2025)
当日の馬場や枠順次第で微修正は必要だが、予想段階での基本ラインは「前半やや速めの平均ペース→4コーナー以降で差し馬が利く展開」を想定する。
先行馬が揃っているため序盤は無理に飛ばすよりも位置取り争いが激しくなる可能性が高い。
直線勝負になれば、コース替わりや持ち時計のある馬が上位に来やすく、先行勢は中盤で脚をためられなければ粘り込みも可能。
枠順次第では外差しが届くケースもあるため、差し馬を軽視できない。
想定ペース
– 出だしは各馬が好位を取りに行く構図で、平均〜やや速め。
– 向正面でペースが落ち着くか、逃げ・先行馬が飛ばすかは当日の仕掛け次第だが、前半の無理使いは少なそう。
– 最終直線での瞬発力勝負になれば差し馬有利。
ただし、内からのスルスル差しもあるため位置取りの妙がカギ。
展開がハマる馬/ハマらない馬
– ハマる:折り合い良く中団で脚を溜められる差し・追い込み馬、直線の加速力がある馬。
– ハマらない:行きたがる馬が単独先頭で粘るか、逆に前残りの展開で瞬発力型が伸び切れない場合。
本命
7 カラマティアノス
選択理由:
– 近走の安定感と、道中の折り合いに優れる点が印象的。
脚をためて直線で確実に伸びてくるタイプで、このコース形態・展開想定に合致する。
– 前走での終いの鋭さ、上がりの数字が示す通りラスト3ハロンでの伸びが武器。
騎手とのコンビネーションも良好で、レース運びの柔軟性があるため位置取りを変えて対応できる。
– 枠順が良ければ内をロスなく回れるため、直線での加速を活かしやすい。
多少の馬場悪化でも脚は鈍らないと思われる。
懸念点:
– ペースが極端に速く前崩れになると位置取りによっては苦戦する可能性あり。
– スタートで遅れると外を回されてロスが出るためゲートの出は要チェック。
相手候補(3連複・ワイド想定)
10 レガーロデルシエロ
– 押さえとしての信頼度高め。
脚質は中団前〜中団からの差しで、直線の伸びが良い。
前が引っ張る展開なら最も恩恵を受けやすい一頭。
安定感があり、上位争いに加わる確率は高い。
8 ジェイパームス
– 末脚に切れがあり、上がり勝負になれば怖い存在。
前走での位置取り改善が見られ、今回はさらに末脚が活きるシチュエーションが想定される。
馬体や調子次第で一発がある。
16 アッシュルバニパル
– 追い込み一手のタイプで、展開利があれば大きく浮上する。
長めの脚を使えるため直線の長いコースで台頭しやすい。
穴としての妙味を持つ。
15 トロヴァトーレ
– 非常にセンスが良く先行〜好位で競馬ができるため、前残りの場面でも残せる粘りがある。
展開次第では上位争いを演じる堅実派。
以上5頭は勝ち負け・連対圏争いに絡むイメージ。
特に7を軸に据え、相手は上記4頭を中心に組み立てるのが筋。
買い目(指定に合わせた買い方・推奨配分例)
前提:資金配分は例。
自己責任で調整のこと。
1) 単勝・複勝(本命厚め)
– 単勝:7 カラマティアノス 1000円
– 複勝:7 カラマティアノス 1000円
2) 3連複(7流し → 相手4頭)
– 3連複流し:軸7 → 相手 10, 8, 16, 15(4頭流し、計6点)
– 各点200円(6点 × 200円 = 1200円)
3) ワイド(本命との安定的フォロー)
– ワイド:7-10、7-8、7-16、7-15(4点)
– 各点300円(4点 × 300円 = 1200円)
合計投資例:単勝1000 + 複勝1000 + 3連複1200 + ワイド1200 = 4400円
考え方
– 単勝・複勝で本命の押さえを厚く持ち、3連複は相手絞りで的中確率と配当のバランスを取る。
ワイドは配当の堅実性を狙う。
資金がある場合は3連複の点数を増やす(例えば1頭追加)か各点の金額を増やすのが有効。
総評
今回のペルセウスステークスは、脚質バランスが良く展開次第でどのタイプにもチャンスがある難解な一戦。
だが、7 カラマティアノスは「位置取りの自由度」「終いの確実性」「騎手との相性」の三点で優位に立っており、単勝・複勝で素直に支持したい。
相手は10、8、16、15を中心に据え、3連複での組み立てとワイドでの押さえが現実的な買い方だ。
当日の馬場(良・稍重・重)や枠順、発走直前のオッズを踏まえれば柔軟に増減を。
特に馬場悪化や極端な大外枠などが判明した場合は、ワイド中心に振るか3連複の点数見直しを検討することを勧める。
健闘を祈る。







