レース展開予想

りんくうステークスは中距離〜マイル寄りの短中距離で、前半のペースが勝敗を分ける傾向があります。
今回のメンバー構成を見ると、前に行きたいタイプ（例：キタノズエッジ）がいる一方で、差し・追い込みタイプ（ペプチドヤマトなど）も揃っており、隊列は「速い逃げ→中団で折り合い→終盤の差し比べ」という典型的な流れになりやすいと想定します。

道中はキタノズエッジが前権を主張し、ポールセンは展開次第で好位から折り合って運べる位置取りを取るはずです。
ペースが速くなり過ぎれば直線で前が止まり、差し馬に有利。
逆にスローで流れて隊列がまとまれば、ポールセンの瞬発力が活きて先行粘り込みのチャンスも出てきます。
コース替わりや当日の馬場状態（重馬場寄りか良馬場か）によって有利不利は変化しますが、現時点では「前後のバランスが取れたラスト3ハロン勝負」を想定します。

外からの追い込み脚質の馬が複数いるため、直線で内が伸びるか外が伸びるかも鍵。
先行馬にプレッシャーをかける中団勢（メイショウホウレンやサトノルフィアン）がスムーズにポジションを取れるかも重要です。
結果的に展開利を最も得そうなのは、位置取りを取りつつ末脚を使えるポールセンと判断します。

本命

10 ポールセン

理由は以下の通りです。
– 柔軟な脚質で位置取りの幅が広く、展開に左右されにくい点。
前寄りにも控えにも対応できるため、当日のペースに合わせた理想的な立ち回りが可能。
– 直線での瞬発力があり、スローになっても差し切る力、速い流れでも脚を溜めて外から伸びる力が期待できる点。
– 騎手とのコンビ・調教の動きが良ければ安定したパフォーマンスを出しやすく、単勝・複勝の本命に値する安定感があると判断。

（注：上記は予想に基づく見立てで、走破時計や当日の馬場・斤量・枠順などで変動します。
）

相手候補

以下は3連複・ワイドの相手として押さえる馬たち。
展開面でポールセンと絡みやすく、入着の可能性が高いと想定。

9 ペプチドヤマト
強い末脚を持つ差し馬。
前半速くなって瞬発力勝負になれば台頭の可能性大。
直線で外に持ち出せれば一気に追い込んでくる怖さがある。
12 メイショウホウレン
中団からの差し・追い込みで安定感があり、馬群を捌ければ上位争いに絡みやすい。
展開助かれば連下以上を狙える。
3 キタノズエッジ
逃げ・先行タイプ。
序盤に主導権を握ってペースを作れば粘り込みの可能性。
ハイペースに引き込み過ぎると直線で脚が止まるリスクあり。
4 サトノルフィアン
好位〜中団で運べる器用さがあり、展開に合わせて末脚を伸ばせるタイプ。
馬場が渋ると重賞級の粘りを見せることもある。

それぞれ得意な脚質が異なるため、ポールセンとの組み合わせでレースの上位を占めるイメージがしやすいメンバーです。

買い目

（以下は一例。
ご自身の資金配分で調整してください。
ギャンブルは自己責任で）

単勝：10（ポールセン）
複勝：10（ポールセン）
3連複（1頭軸流し）
軸：10 → 相手：9,12,3,4（計6点）
組合せ例：10-9-12 / 10-9-3 / 10-9-4 / 10-12-3 / 10-12-4 / 10-3-4
ワイド（流し）
10＝9 / 10＝12 / 10＝3 / 10＝4（計4点）

金額配分（例）
– 単勝 10：2000円
– 複勝 10：2000円
– 3連複各100円×6点＝600円
– ワイド各300円×4点＝1200円

合計：5800円（あくまで例）

補足：堅めに行きたい場合は3連複の点数を絞って配当集中、逆に穴狙いで他馬を加えるのもあり。
ワイドは複勝ほどの回収は見込めないが的中確率が高いため保険として有効。

総評

今回のりんくうステークスは「前後のバランスが勝敗を左右する一戦」と見ており、ポールセン（10）は脚質の柔軟性と直線での瞬発力を評価して本命に据えました。
相手はペプチドヤマト（9）の末脚、メイショウホウレン（12）の安定した差し脚、キタノズエッジ（3）の先行力、サトノルフィアン（4）の器用さを押さえ、3連複とワイドで組み立てるのが妥当と考えます。

ただし、最終的には当日の馬場状態、発走直前の枠順、騎手乗り替わり、調教の動きが結果を左右します。
特に馬場が荒れて重くなると先行粘りが利きやすく、逆に高速馬場なら差し馬天国になる可能性も高い。
購入は余裕を持って、負けても生活に影響のない範囲で行ってください。
健闘を祈ります。