レース展開予想

中長距離の3000m戦らしく、序盤は無理をしない「タメ」の展開が想定されます。
最初の800〜1000mは落ち着いた流れになりやすく、先行争いはそこまで激化しない見込み。
中盤の1000m〜2000mあたりでペースが徐々に上がり、後半1000mで本格的なスタミナ戦に突入します。
勝負どころでの仕掛けが早いと、上がりの瞬発力よりも持続力が問われ、逆に勝負どころの仕掛けが遅ければ、上がりの脚を使える差し馬にチャンスが回ります。

ブエナオンダ（10）は中団〜後方で脚を溜め、勝負どころから徐々に進出してくると予想します。
道中の追走で大きなロスがなければ、直線での持続力と末脚の切れ味で上位に食い込める布陣です。
一方、3 シンフォーエバーは前めで安定したラップを刻める先行力があり、序盤をコントロールする可能性。
5 ダイシンヤマトは中団からの差し脚質で、展開次第で一気に浮上します。
1 エアファンディタと2 シングザットソングはどちらも持久力を生かせる位置取りが鍵で、ペースが速くなれば前崩れの恩恵を受け、遅ければ差し届かないリスクがあります。

総じて「中団で脚を溜めた差し馬有利」「序盤のペースが鍵」。
ブエナオンダは終盤の持続力に期待でき、直線の長いコース設定ならさらに有利です。

本命

単勝・複勝: 10 ブエナオンダ

理由：
– 距離適性とスタミナ面での信頼感が高く、3000mの消耗戦で力を発揮するタイプと判断。
– 中団で脚を溜められる展開になれば、直線で安定した伸びを見せる期待が大きい。
– 先行馬が脚を残してしまう形になるより、終盤の持続力勝負になった場合に逆転できる点を評価。

リスク：
– 出遅れや道中での不利（前が塞がるなど）があると、差し切りが厳しくなる。
– 逃げ・先行勢が極端にペースを落として瞬発力勝負になった場合、位置取りで不利。

相手候補

（3連複・ワイドの相手として想定）
– 3 シンフォーエバー
先行力があり、逃げ〜好位から安定したラップを刻める。
前残りの展開になれば最大の脅威。
– 5 ダイシンヤマト
中団からの差し脚が鋭く、道中のペースが速まれば上位進出のチャンス。
終盤の持続力も備える。
– 1 エアファンディタ
持久戦で粘れるタイプ。
展開次第で上位に残る可能性が高く、入着候補として堅実。
– 2 シングザットソング
差し主体で直線の長さを活かせれば怖い存在。
位置取りが良ければ展開利を得る。

各馬ともに長距離戦での経験値や脚質のバランスが良く、ブエナオンダとの組合せで上位を争うシーンが想像できます。
特にシンフォーエバーがペースを握った場合、ダイシンヤマトやシングザットソングの差しが生きるか注目。

買い目

単勝：10 ブエナオンダ（本命）
複勝：10 ブエナオンダ
3連複（軸1頭流し）
軸：10 → 相手：3、5、1、2（計6点）
（10を軸に、相手4頭から2頭選ぶ組み合わせ）
ワイド（流し）
10 − 3
10 − 5
10 − 1
10 − 2
（計4点）

※ 賭け金配分は資金管理とリスク許容度に応じて調整してください。
例えば単勝・複勝にやや厚め、3連複をメインの作戦にして高配当を狙い、ワイドは押さえとして少額にする手が安全です。

総評

3000mという距離は「スタミナの蓄積」と「仕掛けどころの判断」が勝敗を分ける重要要素です。
本命のブエナオンダは、持続力を生かせる展開になれば最も信頼できる一頭と判断しました。
相手には先行力と差し脚のバランスが良い3、5、1、2を選出。
ペースが遅すぎると瞬発力勝負に持ち込まれて逆転のリスクがある点だけは注意が必要です。

当日の馬場状態、天候、発走直前の枠順やゲート状態で見え方が変わるため、最終判断は直前情報を反映してください。
健闘を祈ります。