レース展開予想

朝日杯フューチャリティステークス（阪神1600m）は、2歳マイル王決定戦としてスピードと瞬発力が問われる一戦。
コース形状上、向正面から3コーナーにかけてのポジショニングが勝負を分けやすく、先行争いが激しくなれば直線での粘り合い、スローからの瞬発戦になれば差し・追い込みが台頭する、という側面があります。
現時点での登録馬のタイプを踏まえると、先行〜中段の位置取りを好む馬が揃っており、序盤はやや速い流れになりやすい想定です。
ただし2歳戦らしく折り合い重視の追走になる可能性もあり、ラスト3ハロンの質が問われます。

馬場は良を前提に、先行馬が直線で粘るシーンと、外から伸びる差し馬が交錯する混戦を予想します。
展開のカギは「先行馬の押し切り」か「中団で脚を溜めた差し馬の末脚炸裂」か。
騎手の位置取りとコーナーワーク、最後の直線での立ち回りが重要になります。

本命

単勝・複勝：7 コルテオソレイユ

本命に推す理由は、スピードの持続力と直線での抜け出す能力が高い点にあります。
1600mの流れで前～中団からスムーズに運べれば、外に持ち出して一気に加速できるタイプ。
2歳戦らしい切れ味勝負にも対応できる一方で、先行して粘る力も一定程度持っており、展開に左右されづらい柔軟性があるのが強みです。
調教の動きや鞍上の腕前（ここでは具体名は省きますが）が安定している点もプラス材料と見ます。

相手候補（3連複・ワイド）

以下を相手本線として想定。
馬場や当日の発走順・枠順で評価は上下しますが、総合力と展開適性から注目。

8 カヴァレリッツォ
先行力があり、スピードのあるタイプ。
ペースが流れれば前で粘り込みを狙える。
阪神マイルのコーナー対応力も鍵。
12 アドマイヤクワッズ
中団～後方からの差し脚が鋭い。
上がり勝負になれば怖い存在で、直線で外に出せれば一発ある。
13 リアライズシリウス
バランスの良い追走力と持続力を併せ持つ。
展開次第で先行も差しもでき、安定感がある。
10 ダイヤモンドノット
スタート後のリズムが良く、レース運びに器用さがある。
阪神のワンターンで末脚を活かせるかがポイント。

（注）上記は馬ごとの典型的な脚質・適性を踏まえた想定であり、当日の枠順・馬場や調子で評価変動します。

買い目

ユーザー指定のオーダーを踏まえつつ、配分案を提示します。
金額は仮の例ですので、資金配分は自己責任で調整してください。

単勝：7（コルテオソレイユ）
推奨額：投資資金の30%
複勝：7
推奨額：投資資金の20%
3連複（1頭軸流し）
軸：7 → 相手：8,12,13,10 のボックスではなく「1頭軸流し」
組合せ数：7軸→(8,12,13,10)から2頭選ぶ組合せ（計6点）
推奨額：各点投資資金の5%ずつ（計30%）
ワイド
7-8、7-12、7-13、7-10 の4点（馬券の安定性確保用）
推奨額：各点投資資金の2.5%ずつ（計10%）

合計配分：30%（単勝）＋20%（複勝）＋30%（3連複）＋10%（ワイド）＝90%（残り10%はお好みでボーナス掛け、三連単の薄め流しなどに回すのも可）

組み立ての狙い：7を中心にしつつ、3連複で広くカバー。
ワイドで堅実に複数的中を狙う。
3連複は一頭軸で流すことで配当妙味と的中確率のバランスを取る。

総評

総じて、コルテオソレイユ（7）はマイルの瞬発力と安定感があり、本命にふさわしい一頭です。
対抗勢は先行力のあるカヴァレリッツォ（8）とバランス型のリアライズシリウス（13）、差し脚鋭いアドマイヤクワッズ（12）、器用に立ち回るダイヤモンドノット（10）を挙げました。
展開次第では伏兵の突込みもありうるため、当日の枠順発表後に最終調整を行うことを推奨します。

当日は馬場状態・発走枠・騎手の乗り替わり等で評価が変わるポイントをチェックし、資金配分は無理のない範囲で柔軟に調整してください。
健闘を祈ります。